3級を取得してから2級を取得した方がよい?

日商簿記2級をターゲットにしている場合、まず3級に合格してから2級をめざしたほうがいいのか、ダイレクトで2級をめざしたほうがいいのか、迷うかもしれません。いくつかのルートを考えて、自分の勉強環境や性格にあった方法を選びましょう。

・3級合格の後、次の検定で2級を受験
オーソドックスな正攻法といえるでしょう。もし、簿記の知識ゼロからスタートするのであれば、3級の試験範囲は基礎知識になります。2級、3級どちらを受験するにしても、最低限3級の内容は学んでおく必要があります。

・最初から2級のみを受験
日商簿記の試験は、受験資格というものがありません。学歴も年齢も性別も国籍も問われません。いきなり2級を受けてもまったく問題ないのです。果敢に2級にダイレクトチャレンジして合格している方もおられます。

・2級と3級をダブル受験
日商簿記の2級と3級は同じ日に検定がありますが試験時間がちがうので、ダブルチャレンジも可能です。当日はかなりしんどいようですが……。3級試験には自信があるが、2級はどうも不安だという場合に、いわば、2級を落ちたときの滑り止めという意味合いでダブル受験をするのもひとつの方法です。

受験料がかかる
受験料は、2級が4,500円、3級が2,500円かかります。ダイレクトで2級を受けて一度落ちてしまったら、9,000円かかることになりますね。3級→2級と受けるか、ダイレクトに2級を受験するか、受験料のことも少し頭に入れて決めるとよいでしょう。

・2級と3級を並行して勉強する
2級の商業簿記の出題範囲は、3級の出題範囲を基礎にしてプラスアルファされています。つまり、基礎的な部分は重なっているのですね。それを踏まえて、2級と3級の勉強を同時進行で進めるのもひとつの方法です。つまり、3級のある科目を学び終えたら次の科目にすぐ進むのではなく、2級のおなじ科目の勉強もしてしまう、というわけです。

工業簿記は2級のみで3級にはでてきませんから、これは単独で学ぶ必要があります。

試験日が近づいてきたら、過去問題集で模擬試験を行ない、どれくらいの点数をとれるか試してみます。2級にかなり自信がもてそうならダイレクトで2級受験、自信がなければダブル受験、2級範囲がさっぱり理解できていなければとりあえず3級受験。そんな見極め方もできるかもしれません。

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