簿記 2級の試験範囲と試験内容
簿記2級の試験範囲は大きく分けて
・商業簿記
・工業簿記
の2つになります。
簿記3級は商業簿記のみですが、簿記2級になると工業簿記が加わってきます。簿記3級を勉強してきた場合は、それをベースに簿記2級の商業簿記を学んでいけるのですが、工業簿記は新たに加わる試験範囲となります。この工業簿記がむずかしく、くせものなのです。
配点は、商業簿記が3問60点、工業簿記が2問40点となります。
商業簿記の試験内容
「仕訳問題」:毎回のように仕訳問題が出されています。仕訳問題は簿記の基本ですのでしっかりマスターしておきましょう。仕訳の8つの基本を常に頭でイメージするとよいかもしれません。
借方……資産の増加、負債の減少、資本の減少、費用の発生。
貸方……資産の減少、負債の増加、資本の増加、収益の発生。
「帳簿組織」:帳簿組織は全体の流れを把握することがポイントになってきます。たくさんの種類の帳簿があって、すべての仕組みを覚えきれるかどうか不安に思うかもしれません。練習問題をたくさん解いてなれることが大切です。
「伝票会計」:簿記2級は5伝票会計です。入金伝票、出金伝票、振替伝票、仕入伝票、そして売上伝票です。Tフォームを作成しないで仕訳日計表に転記すると早いようです。伝票会計は、わりあい簡単な問題が多く、得点をかせげる問題です。
「決算整理」:練習問題をたくさんこなすことが秘訣です。現金過不足、当座預金残高、売上原価、貸倒引当金、固定資産の減価償却、有価証券の評価、負債性引当金、繰延資産、無形固定資産、費用・収益の見越と繰越。これらがポイントになります。
「本支店会計」:基本は本店と支店の足し算になります。未達事項を早めに処理するのがコツになります。下書きを定型化するとミスも少なく、取り組みやすいようです。
第3問は、決算整理と本支店会計が交互に出題されているようです。
工業簿記の試験内容
「費目別原価計算」:材料、労務費、経費と勘定の流れをおさえていきましょう。勘定連絡図にも慣れておきたいものです。
「総合原価計算」や「標準原価計算」そして「直接原価計算」:それぞれの計算方法をしっかりおさえておきましょう。
「正確さ」と「速さ」のコツを経験者から学んでおくと、受験の時に役立つようですよ。
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