合格するための戦略

日商簿記2級は短期決戦で決着をつけましょう。数ヶ月あればなんとかなる、と合格者たちはコメントしています。そのためには、やみくもに突き進むのではなく、計画的に、戦略的に勝利を勝ち取っていきましょう。

受験日を決める
日商簿記の試験日は年3回。残り2ヶ月だときついですが、4ヶ月ならなんとかなるかも、6ヶ月なら余裕で準備ができます。

スケジュールを組む
学習時間でいうと、簿記2級の範囲をひととおり学習するのに約200時間かかります。簿記3級の基礎から始めて250時間くらいでしょうか。仕事のある日に何時間学習できるか、休日に何時間学習できるか考えて計画を立てましょう。

仮に、平日2時間、土日で8時間ずつあてられるとしたら、一週間で26時間。10週間=2ヶ月半でひととおり学べます。人間、風邪を引くとか実家に顔を出さなければならなくなるとか、予定にない用事が突然はいるものですから、余裕をもって一週間20時間としても13週間。最後の4週間で過去問題集を解きまくって試験なれするとして、合計17週間=4ヶ月を受験準備期間にできるでしょう。

効率を上げる
合格者のなかには簿記3級からの学習で、50時間ほどで合格に達した方もいます。効率を上げれば可能かもしれません。情報を集めて工夫すれば、かなり効率はあがるはずです。

テキスト、ワークブック、問題集を厳選する
解説のくわしいテキストを厳選すれば、一冊で十分です。気づいた点はテキストに書き込み、自分で定型化した図ははさみ込みます。何度も調べなおすページは付箋でタグをつけます。とにかく、調べ物はその一冊と限定することで効率を上げられます。

問題集は、テキストとリンクしている同じ出版社のシリーズから選ぶとムダな時間をかけずにすみます。また、解説ページがくわしい問題集にします。簿記の学習は、問題集を解く→わからない点だけ解説を見る→テキストに戻る。このパターンでやっていきますから、解説ページがくわしく、テキストにリンクしている問題集を選びましょう。

サブノートは作らない
簿記に限らず、資格合格者のほとんどはサブノートは作らず、一冊のテキストへの書き込みとはさみ込み、付箋のタグ付けで学習しています。いつでもそのテキストに帰ればすべてがわかるので、効率がいいのです。

電卓
大型サイズの12桁表示電卓を用意しましょう。ある程度ボタンが大きく、ある程度重いほうが早打ちできます。メモリ機能、キーロールオーバー、桁下げ機能、ツーゼロキーなどは大切です。太陽電池式は、内蔵電池と併用のものがおすすめ。千万単位機能がついていると便利です。

電卓は、左手でブラインドタッチ。右手で記入しながらでも叩けます。

過去問題集に繰り返しトライ
とにかく過去問題集を解きまくることが合格の秘訣です。その場合、過去10年間(つまり30回分)の問題を一回だけ解くよりも、過去3年間(9回分)の問題を3回ずつ解くほうがおすすめです。

法律や会計基準にあわせて試験内容も変化してきていますから、古い問題より最近の問題のほうが、内容として役に立ちます。また、同じ問題に取り組むことで、取り組みの定型化ができますし、先回間違えた部分を修正できているかの確認にもなります。

繰り返し間違える問題はピックアップして、要点をまとめ、テキストにはさみ込んでおきましょう。

試験直前の一ヶ月間が勝負
試験直前の一ヶ月間に、これまで学習してきたテキストと問題集に繰り返し繰りかえしトライすると、急激に力が伸びていきます。何ヶ月か築いてきた基礎の上にバタバタッと高い塔が建つようなものです。最後の一ヶ月は新しいものには手を出さず、これまで取り組んできた過去問題集に集中してアタックしてみてください。

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